上の風とは

これを見て分かる人は間違いなく

落語が好きですね

 

 

五枚笹は

笑福亭一門の定紋です

 

 

先日

ABCラジオ「日曜は松喬日和」で

七代目 笑福亭松喬(しょきょう)さんが

耳に残るいい話をされていましたので

お福分けします

 

 

 

 

松喬さんは凧上げ名人でもあり

大の凧好き

 

凧をうまく上げるには

目には見えない風をどうとらえるか

が大事なんだそう

 

 

風にも上と下があり

 

上の風に乗ると

どこまでも上へ上へ高く飛んでいく

 

 

しかし下の風に乗ると

乗ったようだがすぐ落ちるのだそう

 

 

素人は

より高く飛ばそうと凧糸を上へ送るが

いっぽうの名人は凧糸をぐんぐん引く

 

 

なんだか

生き方のロジックを教えられたようで

みぞおち辺りを一抹の風が吹き抜けました

 

 

 

 

富嶽三十六景の葛飾北斎も

 

東海道五十三次の初代広重も

 

上の風を

あの時代に感じていたのでしょうか

 

 

 

浮き世を流れる風

 

選ぶも乗るも自分しだいなのですね

 

 

 

 

寒波の大風が吹きすさぶ

赤穂御崎の海上に

 

広重の凧が泳いでいるような気がして

ふと探し見ている自分がいました

 

 

本日も浪漫日和

いい日です