粋と野暮

旅に来られる人を 毎日 灯りをともして

迎えられている  旅館さん

 

さまざまな 役割と技術をもった方々が 集まり 

毎日 笑顔を 灯しておられます

 

お宿 というのは

日本各地の 宿場町にも 名残があるように 

日本の おもてなしの原点 だと

個人的にも 頭が下がる思いの ご職業です

 

旅館に 花を添えるのは やはり客室係の方々

 

今まで よく お店をご利用してくださった 

客室係のHさん

 

竹を割ったような さっぱりとした性質で

野暮なことを好かず 人情味のある方

 

だめなものはだめと 

粋と野暮を はっきり言える人は 最近少ない

 

お客さまとの関わりが  心底好きで この仕事をずっとしている

と 目尻のしわが 語っていた方だった

 

最後のお別れに お店に寄ってくださった 昨日

その目尻に 涙がたまっていた

 

今朝早く 電車で 赤穂を後にした Hさん

 

わたしも Hさんと同じで

ベタベタした感じの人は 好きではないので

心配は しません 

心配 なんて 野暮だもの

 

どこに居ても 元気でいれば いつか会える

 

種は 根をおろしたい場所で 根つく

花が 美しいのは 

その種の 自由なたくましさ を 感じているのだと 思います

 

花の 自由に 乾杯