時うどん時バスク

たまたま 

夜中 付けたテレビで知った 

NHK総合の「落語 THE MOVIE」

 

落語家さんの 口上そのままに

役者が 口パクで  台詞をかぶせ

映像にしている 番組

 

最初 見たとき

!▲○&?%#▽?!

 

後頭部を 飛び蹴り

されたような 反則技

 

(こっ こっ 古典落語が…)

 

 

でも

色眼鏡 や 枠を 取っぱらって

見てみるものですね

 

 

その日の 古典落語は

「かぼちゃ屋」

だったのですが

俳優の  加藤 諒さんが

なんとも憎めない 与太呂を

好演されていて

 

いい味 いい唐茄子具合

 

 

かぼちゃ(唐茄子)野郎 という

間抜けな人間 与太呂と

取り巻く人の 人情味と

世話好きな 江戸人の温かさ

 

時折映る 落語家さんの高座が

また 臨場感たっぷりに  後押しして

 

ふと 若かりし頃の 自分を

懐かしく 思い出していました

 

 

高校を出てすぐ 

四国から 大阪に出てきて

18才~20才のころ 

同じく落語が好きな友人と 常々

落語を 見に通っていて

 

「時うどん」を 聞いたあとは

必ず 食べたくなって

千日前や難波の

うどん屋に 寄ったなぁ

 

 

上方落語の「時うどん」

江戸落語では「時そば」になり

土地の空気で 変わる面白さ

 

扇子でズズっとすする うどんも

噺家さん それぞれの個性で

まったく新しい絵が浮かぶ

 

 

噺家 という言葉は

口に 新しい と書く

 

口づたえで 伝統を受け継ぎつつ

新しい色を 受け入れる柔軟さが

落語には あると思う

 

なんだか

落語熱が 呼び覚まされて

困っちゃうなぁ…

 

 

古典落語「時うどん」のような

古典菓子といえば やはり

フランスの バスク地方菓子

ガトーバスク 

 

お店では 当初より 揺るぎない

「時バスク」なのです

 

渋皮栗が そろそろ終わるので

お次は どんな

時バスク に しようかと…

 

テケテンテンテンテン…