アラ!

ここ 赤穂御崎でも

春の 足音

 

いまの季節

深夜にお店から 外へ出ると

樹木が芽吹く 蕾の匂いが

星空の下で 充満している

 

肺いっぱい 吸い込んで

つい ニンマリ 微笑んでしまう

 

 

百聞は一嗅 

と あえて造語したい

 

伝えようがないほど

それは 高貴な 春の息吹 なのです

 

昼ではなく

太陽の匂いも 遮断された 

清冽な 夜の空気 だからでしょうか

 

蕾の 春を生きよう とする息吹に

なんだか 勇気づけられています

 

自分は 普通の人よりも

かなりかなり 嗅覚に敏感…で

特に  合成調合された お香や香水は

苦手の ストライク

 

唯一 好きな匂いが

香木の乳香=フランキンセンス

 

この匂いも 表現しにくいけれど

なんだろう?

村上和雄先生の お言葉を借りると

サムシング グレート との 

記憶をつなぐ ような 澄んだ匂い

(気が低下したとき よく嗅いでいます)

 

春の匂いは 

そんな 樹木や花々の

無償な愛と 生命の息吹なのですね

 

 

では 

 

春の 温かい実話 を ひとつご紹介します

「言葉の小部屋」松江友子 浦野啓子共著

 

一人暮らしをしている老婦人が、

ある日、庭に出ると、足元に

チューリップの芽が顔を出していた。

 

ちょこんととがった芽がかわいらしく、

よく見ると10個ばかりきちんと一列に

並んでいる。でも植えた覚えがない。

もしかするとと思い、長男に電話すると

去年の秋、家に行った時、近くの花屋で

買って庭に植えておいたという。

 

一人暮らしの母親が春先、庭に出て、

チューリップの芽を見つけたら、

きっと喜ぶにちがいないぞ、と思い、

せっせと植えたという。

長男の予想通り、見つけた母親が

「あら!」と言葉を発したという。

 

 

形を変えた言葉 という話です

 

無言の思いやり 

 

言葉に出すだけが 思いやりではない

そんな ナイス・サプライズ

贈れる人って 素敵ですね

精進 精進

 

自分は こんなに いいことをしている

こんなに 相手のことを思っている と

どや顔 どやSNSな人は 恥ずかしい

いったい いつから

日本は そんな風潮になったのかなぁ

 

 

さてさて

 

ナイス・サプライズの集大成

 

「あら!」

 

が 周りに たくさん増えますよう

わたし自身 も 

SANPOU という商いを通じて

「あら!」を企み 拡散してまいりたい

と 発起する 小春日和でした

 

お隣 たつの市の老舗企業

ブンセンさん の海苔つくだ煮

子供のころ 

食卓にいつも アラ!があった

 

さすが ナイス・サプライズの先取り 

思い出の味 です