ご縁を頂いて 先日

小豆島へ 行ってきました

 

生(ひなせ)港からの

白くたなびく  航路と島影

 

朝凪の風を 船上で めいいっぱい

体中で 吸収しました

んん~ この懐かしい感覚

 

四国出身の人は 頷くと思うけれど

瀬戸大橋も 明石海峡大橋もなかった 

ンン十年前は 

それこそ 船は 脱出する砦

 

わたしは 

高校卒業して 大阪に出たので

さんふらわあフェリー の思い出は

いつまでも 色褪せない

 

帰省の度 松山港は高校の友達が

いつも 送り迎えしてくれた

途中 寄港する神戸の夜景が

本当に きれいできれいで 

憧れながら 甲板から眺めていた

 

それこそ GW盆暮れ正月の

船の混み具合は 考えられないほどの

異常さで 当然のごとく

甲板や通路で 皆 ザコ寝だ

 

あの 「そろそろ着くぞ~」という

フェリーの モーター振動が

今さらながら DNAに 

刻まれているんだなぁ と感じます

(いやぁ~ 懐かしかった!) 

 

話の舵を 戻しましょう

 

さて

この旅の 島訪問で 会いたかった顔

 

杏(あんず)

 

凛 としていますね

 

 

小豆島の 屋形崎で

杏の栽培に 取り組まれている方々に

案内していただいたのです

 

自分は 数ある果物の中でも

梅や杏は 別格のライン

 

フレッシュが おいしい果物もいい

しかし 梅や杏は

麗しいほどの 香気と酸味を放ち

人を 寄せ付けない野生身ながら

人の手が 加わることを待っている

 

そんな果樹が かわいいなぁと思う

 

いつもは

長野県産の杏を 炊くのですが

今年は 小豆島産を初体験できそう

楽しみだなぁ 

 

もうひとつ 別格なのが

石組みの 杏の段々畑が広がる

屋形崎の 海景色

 

 

現地に 立つことで

肌身から感じる 何か

それは

屋形崎継承会の みなさま方の

並々ならぬ 開墾魂と愛情だ

 

染めゆく杏のオレンジ色 と夕日

 

きっと ここは

小豆島の 新しい砦なるのだろう

 

 

地図は 現地ではない

と いつも思っているけれど

感動は 勝手にやって来ない

自分で 足を運んで分かるもの

 

 

いつか

パタゴニアの大地

ナミビアの ナミブ砂海(さかい)

ブラジルの イグアスの滝

氷と火の国 アイスランドの間欠泉

 

日本中 いや 世界中の砦に

行きたいなぁ~

(しみじみ…)