お店という生態系

赤穂御崎で開業する前

 

 

神戸市の六甲山麓にある弓削牧場で

店主は長らく菓子作りをしていました

 

 

 

神戸市北区は

裏六甲と呼ばれる山々の緑と田畑

静かな住宅地の都市型田園地帯

 

 

 

有馬温泉も近く

 

風呂好きの私たちにとって

近場に様々な泉質の温泉があることが

この上なく贅沢だった

 

 

 

しかも

 

最寄りの谷上駅からは

三宮までなんと電車で10分!

新幹線に乗る新神戸駅まで5分!

(六甲山を貫通して作られた北神急行は

日本一運賃が高い鉄道といわれています)

 

 

 

 

はぁ~

いま思い返しても

 

稀有な地理的条件の街だなぁ

 

 

 

 

そんな

 

思い出尽きない

懐かしくもある弓削牧場さんがある街へ

 

先日のお休みに行ってきました 

 

 

菓子工房前の牛乳缶の佇まい

 

 

牧場の至るところにハーブ

 

レストランのヤルゴイでは

チーズ料理やカフェでくつろぐ人々

 

 

弓削さんオリジナル商品も

 

チーズの種類や焼菓子も

ホエー化粧水やUVクリームなども増えて

 

牧場という生態系が

循環しながら深化されている

 

 

循環といえば

以前からお話を伺っていた

バイオマスエネルギー

 

 

近い未来を見据えて

 

 

エネルギーの循環

エネルギーの自給自足

 

 

6次産業よりも斜め上の未来へと

 

 

着手する情熱というエネルギーを

目の当たりに感じさせて頂いて

 

 

 

生き物

食べ物

自然の中で一個人ができること

 

 

 

気付いたというよりも

感覚的につかんだことがありました

 

 

 

 

それは

 

お店は生態系そのものではないか

 

 

 

 

 

お金も人も

 

喜怒哀楽という感情も

 

感謝も不甲斐なさも

 

ひっくるめて循環していく生態系

 

 

 

 

上澄みのいい所どりした商品だなぁ

とか

やっつけ商品で心を感じないなぁ

とか

 

 

 

ときどき感じるお店があるのは

良し悪しでもなく

ただ

そんな生態系なだけなのかもしれない

 

 

 

ということは

批判や批評なんて野暮なこと

 

 

 

 

お店という多様な生態系こそ

 

面白くもあり可笑しくもあり

愛おしく思う自由な存在

 

 

 

自由という

つながりの中で共生しているものなのだ

 

 

 

 

 

 

つい先日

よく来てくださるお客様が雑談の中で

 

 

 

「最近の風潮なのか”つながり、つながり”って、

ヘンだよねえ?なんか気持ち悪いって思うの

私だけ?」

 

 

 

そう

おっしゃられたお客様の心の?に対して

 

岡本太郎さんの言葉で

とても好きな一節をお伝えしました

 

 

 

?のヒントになったかなぁ・・・

 

 

 

 

ただ

 

私はこの言葉に同じく共鳴する人と

きっと気が合うんだろうなぁ・・・

思っている

 

 

弓削牧場さんを出たころは

もう

夕闇せまる静けさ

 

 

 

よく行っていた温泉へ

久しぶりに

 

 

 

あの頃は

年配の方が多かった銀河の湯が

 

 

天空リゾートという名の冠のもと

北区の夜景が見渡せるように(!!)

 

 

はぁ~

 

変わるんだなぁ

街という生態系も

 

 

 

 

そんなことを

星降る露天風呂に浸かりながら

 

 

 

過去と現在を行ったり来たり

 

 

 

こんな

銀河系の夜もいいかもしれない

 

思った一日なのでした