かってにシロクマが現実世界にシンクロした話

人間はおろか、人工物は一切登場しない

相原コージさんの「かってにシロクマ」

 

 

もう

好きで好きで好きで好きで好きで好きで

 

いや

好きを通り越してもうもうもう

「天然記念物漫画」として保全活動したい

 

 

野生の掟

生命への愛とユーモア

 

 

絵にかいたような自然美学なんてなく

滑稽でいて麗しい野生の営みを描いている

 

 

 

なぜこの漫画の話かというと

 

 

愛読している「みやざき中央新聞さん」で

「やっぱりそうなんだ!!」

と思わせてくれた連載記事を読んだからです

 

 

 

 

北海道鶴居村のウィルダネスロッジ

「ヒッコリーウィンド」のオーナーであり

ネイチャーガイドや写真家でもある安藤誠さん

 

その安藤さんの記事を抜粋します

(みやざき中央新聞5月21日2742号の記事より)

 

 

 

うちに来たお客様を連れてクマを観に知床まで

行くことがあります。ある日、カラフトマスを

食べに来た2頭のクマと出くわしました。

長年クマを観察してきているので僕はクマを

識別できます。

 

(中略)

 

その2頭はお兄ちゃんと妹でした。

久しぶりにここで偶然再会したんです。

お兄ちゃんが妹を見つけて、ものすごい勢いで

走ってきてでんぐり返しをしたりして、

はしゃぎ回っていました。

嬉しくて嬉しくてたまらなかったんですね。

妹に「おまえ、今まで何やっていたんだ?」

みたいなことを兄ちゃんが言う。すると妹は

「カラフトマスもいいけど私は山のマイタケ

の方が好きよ」みたいな会話をしていたと思います。

2頭は抱き合っちゃってもう大変でした。

僕たちはそれを見て感動して泣いていました。

檻のある動物園ではないんですよ。

………(続く)

 

 

 

私が愛読している「かってにシロクマ」の世界が

ありありと浮かぶ一枚の写真がそこにありました

 

 

「野生」という意味を改めて考えさせられました

 

 

 

以前

お客様が当店で「かってにシロクマ」を

朝からかなり熱心に読んでおられたので

(朝イチから不思議、びっくりで)

 

「その本、おもしろいですよね」

と声をかけたら

「ずっと探してるんですが、どこにもないんですよ!」

 

 

聞くと、赤穂にご宿泊のたびに

当店で読んで下さっていた方だったそうで

(聞いてなお、びっくり)

絶版なので古書で探すといいですよと言うと

(現在は増版された新刊が購入できます)

「どうりで!探します!」と納得されて

 

 

あのときのお客様

あれから無事に

この漫画を手にしたかなぁ

 

 

うり坊や大ちゃん、たぬたぬ、お母さん

そして

シロとちょしちゃんの胸つまる悲恋に

大いに笑って大いに泣いたでしょうか

 

 

ふと

そんなこと思い出していました

 

思い出すのは

 

 

やっぱり

ちょしちゃん

 

 

 

涙涙です