
昨日
地域の方々の手で組まれた「とんど」
当日の天候は
なにより気に掛かるところ
見上げる人が後をたたない
夕暮れどき

昨日の日没は
チャコールグレーの重たい雲が
逃げていくかのように
西の空が紅く染まっていたのでホッとする
大丈夫そう
と

そして
強風もない今朝7:00
神事のあと無事点火

来年は
??元年のとんど祭り
平成は31年と短い元号とばかり
思っていましたが
先日
ラジオで
日本の歴史を俯瞰して見ると
平成は長い方なのだと聞いた
昔は
天災や飢饉があるたびに
ひんぱんに元号が変わったそう
なるほどね~
そう
ラジオでうなづき
我が平成を振り返ると
平成元年当時は
高校3年生で
卒業と同時に大阪へと船出をした年
ひとり暮らしをして
働きながら夜間の専門学校に通っていた
世界が一新して
なにもかもが新しい経験
平成の空気を生活でも謳歌していた
昇る炎が
早朝の空を焦がす朝
とんどの炎を見つめている方々も
こうして
写真の中の炎を見ている皆さまも
どんな思いが去来する
平成納めのお正月でしょうか

書き初めが
炎の中で舞いながら空に消えていく
心の中でしたためた
自分の書き初めも
平成の空に
消えていった朝でした