「好きの虫」のそだてかた

 

立川談志さんのアンドロイドが

 

生前の名言に息を吹き込んだ

先日のラジオ

 

 

 

 

 

談志さんは

 

 

好きなことを見つけて仕事にしましょう

という今の風潮は

 

「どこか据わりが悪い」

 

といいます

 

 

 

 

 

かつて

 

自分の幸せの基準を

自分で考えて決めていた時代があった

 

 

 

 

でも

 

 

 

昨今の

 

情報の流れ込み

スピードといったら大変なもので

 

 

腰の据わった判断が

たしかに難しくなっている

 

 

 

 

 

 

「えー、例えばJRの時刻ダイヤを作るという、

気の遠くなるような細かく緻密(ちみつ)な

仕事がありますねぇ。

 

いくら頼まれても、

おどかされても私には手に負えない。

 

けれどあんな大変な仕事が苦にならない、

面白いっていう人がいるんです」

 

 

 

 

 

さぁ

 

「好きの虫」が住んでるところ

 

 

なんとなく

お分かりになってきたでしょうか

 

 

 

 

 

続けて

こう言います

 

 

 

 

ものごとの判断ができるかどうかは、

学問の量とは関係がないし、ましてや

耳に蓄えた知識によりかかって、

自分のことを決められるわけがない。

 

 

結局育ってきた環境や親の言うこと、

自分の能力でかなうこと、執着してしまうこと

などを総動員してウンウンと考えるだけ。

 

その中で執着、執念というのが

好きの虫』の住んでるところです」

 

 

 

 

 

初めから

 

「これが好きな仕事だ」

「かけがえのない仕事だ」

 

という人は稀だと

 

 

 

 

でも 

 

 

人間は

いやなことばかりの中では生きていけない

 

 

 

 

その人がその場所で

「好きの虫」を育てていくうちに

 

だんだんと面白みを見つけていった先に

 

 

 

 

入り口はいろいろでも

 

仕事には醍醐味(だいごみ)待っている 

談志さんはいいます

 

 

 

 

自分が

 

どうしても執着してしまうところ

執念でやり続けているところに

 

「好きの虫」が住んでいるようですよ

 

 

 

 

さて

「好きの虫」の育て方のコツ

 

 

談志節でお届けしますね

 

 

 

 

 

 

「型ができてない者が芝居をすると、

型なしになる。メチャクチャだ。

 

型がしっかりした奴が

オリジナリティを押し出せば

型破りになれる。

 

どうだ、分かるか?

難しすぎるか。

 

結論をいえば、

 

型をつくるには

稽古しかないんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稽古といえば

 

 

 

 

 

 

この

春場所に向けて

 

 

 

 

稽古と研鑽を積み上げてこられた

力士たち

 

 

 

 

 

相撲は

 

間違いなく

 

 

 

「好きの虫」の横綱だ