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大地のニューロン

 

野っ原でポンポン咲く野アザミ

 

人を寄せ付けないトゲの葉に

イテテッ…と必ずなるけれど

 

実はトゲが柔らかいうちの

若い芽や葉や茎は山菜として

食べられる薬草でもあります

 

花言葉が

「わたしに触らないで」なので

 

野アザミがご機嫌斜めの彼女

スペアミントが彼氏でしょうか

ちょっと妄想してしまう

 

 

いつのまにか芽吹いた一方の彼氏

 

道を整地するため入れた残土から

何ヶ月か経って勝手に自生して

砂利のバラスだろうが根付いた

 

たくましい草の根魂を尊重して

スペアミントの沿道にしようと

株分けして植えている最中です

 

栄養がなさそうなバラスの土壌に

なんでこうも旺盛なんでしょうか

ただ 尊敬しかない

 

 

旺盛といえば

どくだみの季節到来(やったー!)

 

消炎・抗菌・解毒・美肌などなど

10以上の効用を持つことから

十薬(じゅうやく)とも呼ばれます

 

ただ 陰の気が強い薬草なので

冷え性など陰の気の体質の人は

お茶として飲むのは注意が必要

 

どんなこともですが基本は

陰と陽のバランスでしょうか

 

 

ここ最近の楽しみは

グレスケ店主が煮出してくれる

生葉のどくだみ風呂です

 

乾燥どくだみは年中使えますが

生葉を楽しめるのは今だけ

 

花が咲くころが一番効能が高く

これからの季節湯でもあり

最高の湯あみで癒やされます

 

根を張る厄介な雑草?

立場によってはそうかもしれません

 

ただ 厄介なものに限って

面白いものが多いし底が深淵

 

根っこは大地のニューロン

どこまでも神秘ですね